みなさんは普段から、周りの人たちに「感謝」をしていますか?
「ありがとう」という言葉を積極的に使っているでしょうか。
日本人はつい、「ありがとう」よりも「すみません」という言葉を使ってしまいますよね。心の中では「ありがたいなぁ」と思っていても、なかなかその言葉を口にする機会がなかったりします。
しかし、いつか言おう、いつか言おうと思っていたまま、言えなくなってしまうということもよくあります。子どもの頃など「思っていることは口に出して言わないとわからないよ」なんていうことを親に言われることもあったかと思いますが、これはまさしくその通りで、大人になっても同じです。
思っていることは口に出していわないとわかりません。
言葉にするのはもちろん、口頭だとちょっと言いにくいという人は手紙やプレゼントなど「気持ちを形にする」ことによって相手に伝えるという方法があります。
たとえば、何かお祝い事があれば、そのお祝いの気持ちを形にして伝えますよね。
普段からの感謝の気持ちをそのような機会にしっかりと伝えることはとても大切なことです。
もちろん、必ずしも正式な意味でのお祝い事でなくてもかまいません。特別な日でなくても、感謝の気持ちを伝える日を作って、気持ちを形にするものアリだと思います。
そういうサプライズな演出が少し苦手という人は、日本の各種「イベント」に乗る形で感謝のプレゼントなどをするのも良いのではないでしょうか。
一番大切なのは、相手に「いつも気にかけているよ」ということを伝えることだと思います。
「いつも気にかけている」というのは「大切に想っている」ということですよね。
だからたとえば、お祝いでなくてもどこかに出かけた時に「お土産」を買ってきて渡すとか、その人の好きそうなものを見つけたら「プレゼント」してみると、構えないでできるところからスタートしてみるというのも良いのではないでしょうか。
もちろん、正式なお祝いの場であれば、ここぞとばかりに派手にお祝いをするのも良いですし「人に伝わる」「目に見える」形にすることができれば、相手もとても喜んでくれると思います。
みなさんも、お祝いをしてもらえば嬉しいですよね。
感謝の気持ちというのは、相手にもあげるものですし、自分がもらったらお返しするものです。
そうやって人はお互いに思いやりを持って、繋がっていくものなのではないでしょうか。
みなさんも、自分の周りの人を大切に、そしてその気持ちを形にしてあげてくださいね。